Mさん
受講当時・46歳

2025年度受講

企画・管理職

20年以上、会社員として働き続けてきたMさん。2人目の子の出産を機に長期の育児休暇を取得することになりました。2年近く職場を離れることになり、復職へモチベーションが下がっていることを感じました。
「第1子の時もとても大変だった。さらに第2子だなんて大丈夫なんだろうか」
そんな気持ちが膨らみ、少し足を止めて今後の自身の働き方やキャリアについて整理して考えてみたいと思うようになりました。

経歴とキャリアステージを選んだ理由

20年間会社員として働いてきたのですが、ちょうど第1子を出産した際に、管理職をやっていました。初めての子どもの育児と、管理職としての仕事を両立することになり、大きな壁に直面しました。
もともと私は性格的に時間をかけて、自分のペースを大事にしながら仕事をしていくタイプ。ですが、やはり子育てはそうはいきません。時間的な制約ができ、子どもの急な発熱によるお迎えなどもあり、周囲から見るといつもバタバタしているように見えていたのではないかと思います。上司がそういう状態では、部下も落ち着いて話しかけることができなかったり。そんな働き方だったので、自分の中ではとても“消化不良”な感じがしていました。
そんな中、第2子を出産することとなり、第1子でもあんなに大変だったのに、第2子はどうなってしまうのだろう…と不安を感じたり、仕事へのモチベーションが保てなくなってしまいました。
組織や自身の仕事について不満があるわけではなく、家族のサポートもまったくないわけではないのですが、やはり母親への負担は大きいもの。これまで20年働いてきたし、この機会に一度自分のキャリアを棚卸して言語化してみるのもいいのでは、と思いキャリアコーチングを受けてみることにしました。

自分が働きやすい「環境」はどこ?キャリアの軸を見つけることで明確に。

「コーチング」という名前は聞いたことがありますが、“キャリア”に関する「コーチング」というのは初めて。どんな話をするのかなと思っていたのですが、セッションでは過去の自分を振り返ってみながら、自分の気づいてない部分を明らかにしていくようなプロセスで棚卸が進みました。
これまでの自分について、コーチの方が話を聞いてくださるのですが、担当してくださった小野寺昌子コーチが、ご自身も母であり、ワーキングマザーであることから共感しあえる部分が多く、とても話しやすく理解を頂ける方でした。コーチは第三者として客観的に私を見て言語化してくださるので、すごく整理されていきました。

例えば私にとって一番優先順位が高いのは「子ども」。これは今後どの仕事に就いたとしても変わらない、ということを再認識できました。
また、長いキャリアの中で様々な仕事を経験してきましたが、思いを持っているメンバーとプロジェクトをやり遂げる時などにやりがいを感じていたことにも気づけました。自分が時間の制約があり、長い時間働くことができないのであれば、例えば同じチーム内の部下の育成要素が少ないチーム等で仕事をすることで、しっかりと管理職の仕事に向き合えたり、業務時間を確保できるのでは?いった環境の選択肢も見えてきました。
プライベートの制約が増えていき、自分自身が年齢を重ねていく中で、自分がフィットできる環境を会社の中でどう探していくか、そこでどう自分が働けることを伝えていくか、という具体的なアクションが見えてきました。

自分では気づかない強みが沢山言語化できた!

セッションが始まる前、「自分はやっていけるのか」と不安だったのですが、その不安は結局、“自分はスキルがない”“専門性がない”といったことを自分で思い込んでいたことが原因でした。
ですが、コーチと会話する中で、自分のこれまでのキャリアの中で、沢山強みやスキルが見つかりました。

例えば私は子どもが保育園に入園する際、自然に色んな園の情報をExcelでまとめ、〇×を付けて情報を整理し、どこが一番子どもにとって良い場所かを検討していたのですが、そういった私の何気ない行動を見て、コーチが
「情報をどう集めて、どう整理すれば、どう道筋がつけれるかっていうのが身についてるからできることなんですよ」を言ってくださったんです。情報収集力を活かし、自分の中で整理しながら優先順位つけて行動に移す…それは仕事とプライベートでも活かすことができそうだな、と気づきました。
他にも、学生時代の経歴なども振り返りながら、過去、色々な挫折も味わってきましたが、その都度切り替え、動ける力があることや、周囲の方を巻き込んで課題を解決できる力があることなども言語化してくださいました。

「条件を伝えるだけでは足りない」──キャリアコーチングで学んだ復職への備え

プログラムの後半では、復職をする際に行われる面談で、どうやって自身が希望する働き方を伝えるか、等についてコーチと話し合っていきました。
コーチからは
「復職の条件をただ並べるだけでなく、自分がどう貢献できるのかを言葉にしてみましょう」
という言葉を頂き、そこを意識しながら実際に文面に落とし込むことで、相手に伝わる表現が形になっていきました。
自身の強みもしっかり言語化できてきたので、そういった内容を織り込みながら、今後どう働いていきたいかをまとめてみました。​

復職にあたっての不安がまったく無くなったわけではありませんでしたが、「私はこういう強みを持っているので、制約があってもこのように貢献できます」と前向きに伝えられる準備ができたことは、大きな安心につながりました。今は育休をしっかりと楽しみ、復職の時がやってきたら、このキャリアコーチングを活かして、しっかり会社と会話したいなと思っています。

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