Yさん
受講当時・43歳

2024年度受講

企画・管理

新卒で入社した会社で20年近く働くYさん。仕事や環境に大きな不満があるわけではありませんが、管理職になった数年前からなんとなくキャリアにモヤモヤすることが増えていきました。「転職をしたいわけじゃない、けれど、あまり仕事が楽しくない」そんな気持ちを抱えているときに、SNSで目に留まったのがキャリアステージでした。“転職を前提としないキャリアコーチング”という特長を見てすぐに無料体験を申し込んでみることにしました。

経歴とキャリアステージを選んだ理由

今の会社で働いて20年近くになりますが、今まで一度も転職をしたことがありません。会社に大きな不満もないのですが、数年前管理職に就いたころから、少しずつキャリアにモヤモヤを感じるようになりました。
それまでは現場に近いところで働いていたのに、管理職になると現場から離れ、少し仕事が面白くないなと感じたり、キャリアに関する本を読んでも自分の強みの言語化が足りてないなと感じたりしていました。
しかしモヤモヤするだけで、いざ自分のキャリアについて真剣に考えようと思うと億劫になってしまう自分もいました。というのも、今まで転職経験がなく、専門職でもなく総合職の働き方しかしたことがないゼネラリストであり、管理職に昇進した際も何か試験を受けたりしたことはない…という経歴で、もしかしたら私は客観的に見て市場価値がない、強みのない人間であることが明らかになってしまうかもしれない、と感じたからです。会社の中ではいわば“教科書通り”に働いてきたけれど、自分では何かを成し遂げてきた!という自信がなかったのです。
時間が経つにつれ、どうしてもモヤモヤが強くなってきてしまったこともあり、キャリアコーチングを体験してみることにしました。

無料体験でキャリアコーチと45分話せるのはとっても贅沢!

無料体験セッションは本当に贅沢な時間でした!管理職になり、自分が相談を受けることはよくあっても、自分が人に相談する、ということはあまりないので、こんなにじっくりと自分の話を聴いてもらえるということ自体がまず貴重に感じました。
コーチの話の聴き方もとても上手くて、話を聴きつつも、必ず最後に「Yさんがおっしゃりたいのはこういうことですよね」と客観的な意見も入れつつフィードバックをしてくださるのです。
自分で苦手意識があった「自分自身の言語化」を一生懸命することで、コーチが話を聴いてくれる、そしてフィードバックをくれる、私がまた言語化する、フィードバックしてくれる…このサイクルを繰り返しながら対話していくうちに、自分のことが客観的に見えるようになってくる感覚がしたのです。

キャリアステージの有料セッションはおよそ2か月間。今から始めればちょうど会社の異動希望を提出する時期に間に合う。やるなら早い方がいい!そう思い、基本プランを契約することにしました。

答えのヒントは「仕事」ではなく「働き方」にあった!

まず最初に驚いたのが初回のセッションです。最初のワークで「キャリアのモヤモヤを書き出す」というのをやってみたのですが、書きだしてみると意外にも「仕事の悩み」というよりも「人生の悩み」なのではないかと気づいたのです。新卒で入社以来、ずっと同じ会社で働いてきましたが、本当はもう少し自分に幅を持たせて、色々なことをプロジェクトワーク的に自分でやっていきたい気持ちがあることに気づいたのです。管理職の業務内容が問題ではなく、自身の“働き方”に納得がいってないのではないか、ということがとても大きな発見でした。

私が勤める今の会社は転勤も多く、人によっては所在地を転々としながら働いています。総合職なので、ジョブローテーションを会社が決めてそれに従う必要があり、私もこれまでに人事や営業など、様ざまな場所で仕事をしてきました。どの分野でどのチームでどの場所で仕事をするのかは、ある意味会社が握っていて、自分ではあまりコントロールができないのです。せっかくキャリアを積んでも、翌年には異動して人脈がリセットされてしまったり、仕事が楽しくても「ここに長くいられるわけじゃない」と思ってしまったり。自分で働き方を選択しづらいこの環境をストレスに感じていた、ということがわかりました。

しかしそこは会社のルールなので、ここで働き続ける限り変えることはできません。ならば、何か一つ軸をもって会社の外で学んだり、複線型で仕事をすれば精神安定上いいのではないかと思いました。

考え方の偏りを認識し、人生の選択肢を広げる方向へコーチが導いてくれた!

セッションが始まってからは、自身でスケジュールを組んでワークに取り組みました。例えば土曜日にセッションを行い、日曜日にはワークに取り組む。平日は仕事をしつつも、思いついたアイデアや考えがあればワークにつけたし、週末にもう一度見直して次のセッションに臨む。こうして自分の考えを整理していきながら考えを深めていきました。
栢森コーチは私が作成したワークシートを見て「非常にまじめに取り組んでいて、Yさんの勤勉さが出ていますよね」と褒めてくださいました。
私のワークへの取り組みの姿勢や、書いた内容などを見ながらフィードバックをくれることもありがたかったです。

コーチはとにかく引き出しが多いかたで、転職支援などのご経験もあるので事例をたくさんご存知でした。キャリアチェンジをしたかた、現職を維持されたかた、様ざまなかたの事例を出してご説明を下さり、そこがとても参考になりました。
また、自分の特性として「完璧主義者」なところがあるのですが、そこについてもアドバイスを頂きました。自分では何かをやるからには「完璧ではなくてはいけない」という考えがあり、それもあって“転職”には二の足を踏んでいたところがあったのですが、コーチからは「副業でも転職でもボランティアでも、最初から百点のはずはないので、新しいことをやったり新しい環境に行く場合は、それはあまり気にせずにまず小さくやってみたらいいんじゃないですか」と提案を頂きました。
途中、Udemyの講座を選択し、自分で実際に学んでみる、というワークがあったのですが、そこでも「まずは思い切って副業を始めてみる」という講座を選択したりして(笑)まずは1歩踏み出すことをやってみる、ということに注力しました。
そういった対話やワークを毎セッション繰り返し、時間をかけて私の完璧主義でまじめすぎる考え方の偏りを自己認識し、何か1歩次のキャリアのために動いてみようという気持ちを醸成していくことができました。

春からは大学生!新しいチャレンジに今からドキドキ!

セッションを終え、会社だけに縛られない複線型のキャリアを描いていくために何をしたらいいだろう?と色々考えた結果、これまで興味を持っていた分野を学ぶために大学に進学​してみよう、と思い4月から通信で学ぶことに決めました!またボランティアや副業も少し探し始めました。仕事は仕事で今の会社で働きながら、新たな人とつながり、学び、自分の場を外にも持ちながら自分の生活を充実させていきたいと考えています。
4月からは大学生と社会人の2足の草鞋をはくことになりますが、今は新しい学びと、それをどうやって未来のキャリアに繋げるかを考えてとてもワクワクしています!

ベネッセのキャリアコーチング「CAREER STAGE」では、労働市場に詳しく、あなたの「強み」「市場価値」多角的、客観的に分析する一流コーチが在籍しています。IT、営業、企画etc…様々な業界・領域の相談OK!多様なキャリア・年齢・経験を持ち、厳しい採用基準を通過したコーチがあなただけのコーチとして一緒に今後のキャリアを考えます。ぜひ一度無料体験でキャリアのモヤモヤを相談してみてください!

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