Rさん
受講当時・22歳

2024年度受講

ビジネスコンサルタント

新卒で今の職場に就職し、コンサルタントとして働くRさん。最近「この仕事、ずっと続けていくのかな」とモヤモヤ悩むようになりました。職場環境や同僚・上司には特に不満はないのですが、配属が自分の希望とは違っていたり、現在アサインされているプロジェクトがちょっと自分にとって物足りないなと感じることが多くなってきたからです。とはいっても、「これから先自分は何をやりたいんだろう」「何でキャリアを積み上げていくんだろう」と問われると、明確なビジョンがない状態。
そんな時、Instagramで「キャリアステージ」を目にしました。今の組織の人ではなく、客観的な意見を第三者から聞いてみたい、そう思ったRさんは無料体験に申し込んでみることにしました。

経歴とキャリアステージを選んだ理由

新卒で今の仕事に就職したのですが、大学時代あまり深く考えずに就職活動をしていました。例えば自己分析も自己流でやったけど、「私はこれがやりたい」という目標も曖昧な状態で、なんとなく入社を決めてしまいました。
ところがいざ入社してみると、周りは意外と自分のことをきちんと考えている人が多いことに気づきました。転職を視野に入れていたり、適職がちゃんとわかっていたり、「こうやってキャリアを積み上げていく」というのが明確だったのです。私はそこまで考えておらず、焦りや不安を感じるようになりました。それに加え、配属されたチームが自分の第一希望の部署ではなかったこともあり、仕事へのモチベーションがなかなか上がらない日々が続きました。
“転職したほうがいいのかな”、と頭では思うのですが、自己分析を自分でやろうという気持ちがなかなか起きません。自分に自信がなく、“やろう”と考えるだけでも憂鬱になってしまっていました。一人では自己研鑽も進まない。そんな停滞してしまっている自分をなんとか変えたい…そんな時キャリアコーチングという存在を知り、“プロ”に相談できる、ということにとても興味を持ちました。特にキャリアステージはベネッセが運営していて、幼い頃、通信教育を受講した経験から安心感があったので、キャリアステージに申し込んでみることにしました。

自分が知らない自分がどんどん見つかる!コーチとの対話で、モチベーションの源泉を知る。

キャリアコーチングを受けてみて、まず得られたのは「新しい視点」です。
今まで自分の目線でしか考えられてなかったのですが、「実は自分にはこんな側面がある」ということを他人の目線で見つけてもらい、それを深掘ってもらえる。それがとても貴重な経験でした。

例えば、私は今まで自分の仕事の向き合い方として「仕事に対して興味がわかなくてもいい。仕事をすることで何か得られるスキルがあれば十分だ」と思っていました。しかし、田村コーチとの対話を通じてよくよく自分を掘り下げてみると、実は“興味を感じていることを仕事にする”ことが大事ということが分かってきました。学生時代、就活時に自己分析をあまりしっかりやれておらず、興味をもって今の仕事を選んだわけではなく、コンサルタント職に就けば“できることが増えるんじゃないかな”と思って選んでいました。この意思決定が今のモヤモヤの原因の一つであることがはっきりとしてきました。

2日目のセッションでは自分の性格や職業興味について掘り下げたのですが、ここでもまた「自分では見えていない自分」を発見できました。私は周りのことに広く興味を持つということがないと思い込んでいたのですが、過去、自分がイキイキしていた時、モチベーション高くいられた時ってどんな時だろう?と遡って掘り下げていくと、意外と「知的好奇心」がモチベーションの源泉となっていたことに気づきました。
こうした自分の新しい側面を見つける作業がこれまでは本当に苦手でした。というのも自分に自信がもてなくて、自己分析は苦手だったのです。でもコーチから「まず何も気にせず、言葉に出してみましょう」という励ましがあり、徐々に本音で話せるようになってきました。コーチは都度立ち止まって「ここまでやってきたけれど、感想どうですか?」と声をかけてくださり、これまで言語化がうまくできなかった部分が明確になってきたので、前向きにセッションを進めることができたんです!

「料理」「テニス」「書道」・・・私の好きには共通点があった!

セッション3日目には好きなことを深めるワークを行いました。これまで自分の「好き」を改めて考えるなんてやったことがなかったので、とてもいいきっかけになったと思います。
しかも私の好きなことは「料理」と「テニス」なんですが、ただ「好き」というだけでなく、“なぜ”“どうして”好きなのかを考えていくと、思わぬ共通点があったことに気づいたんです!

例えば「料理」。私はレシピ通り作るだけではなく、1週間で買った食材を使い切ってみようとか、冷蔵庫の中にある材料でレシピを考えてみよう、とか「工夫」をしたり何を創るか「考える」のが好き。
そして「テニス」。テニスは始めたばかりでまだうまくはないけれど、教えてもらったアドバイスを実践して、気を付けるべきことは何かを「考え」自分で「工夫」して練習するのが好き。なかなか結果が出ないこともあるけれど、それはそれで楽しい。
・・・といったように、一見、何も共通点がなさそうな2つの「好きなこと」ですが、掘り下げていくと

  • 工夫を重ねて改善していくのが好き
  • 一人で没頭して考え、手を動かしていくことが好き

といったように、自分の軸や価値観が見えてきたのです。
料理もテニスも、自分では当たり前に存在する「趣味」の一つだと思っていたのですが、コーチが拾い上げてくれて、そこを深掘ることで“どういうところでモチベーションが上がるか”とか、“モチベーションが保てていたところはどこだ”とか、そういった自分の側面がどんどん明らかになっていきました。
そういえば幼少期にやっていた数々の習い事の中で、「書道」が大好きだったのですが、思い返してみればこれも「工夫して一人で黙々と書き続ける」ことが楽しかったんですよね。その結果「展示会でこの賞を取りたい!」というモチベーションが高まり、自分で目標を立てて頑張れていた。大学に入るまで、勉強しかしてこなかったなと自分では思っていましたが、記憶のかなたに自分が目標を立てて頑張れたこと、モチベーションを保てたことがちゃんとあり、それが今の自分を形成していることに気づかされました。

キャリアコーチングは私の指針。仕事をこなしていただけの自分はもういない!

セッションを終え、これまでのモヤモヤが晴れたことで、自分の働き方が大きく変化しました。キャリアコーチングを始める前は日々の与えられた仕事を無難にこなすだけで将来のことは考えられていませんでした。
配属のこともあって仕事にも興味がもてない、キャリアのことを何からどう考えていけばいいかわからないという霧の中にいました。
しかし、キャリアコーチングを受けてみて“自分が大事にしたいこと”“好きなこと”“モチベーション高くいられるような価値観”などを考えた上で

  • 私はどうなりたいのか?
  • どういう仕事につきたいのか?
  • どういう環境にいたいのか?

を明らかにして、そうなるためにこの先数年どう過ごすかを逆算して考えられるようになりました。行きたい方向性に対して自分は何が足りていないのかを言語化することで、今までなんとなくやってたことや興味ないなと思っていた仕事でどういう能力を使い、どういう能力を伸ばせそうか、どうやって自分の成長につなげていくか、といった個人的な目的意識をもってモチベーション高く働けるようになってきました。
自分の指針のようなものが持てている感じがして、キャリアコーチングを受けて本当に良かったなと思っています。

あと何年かは今の職場で自分の成長のために、できることを増やしていくつもりです。その間に自分の興味ある分野に向けて資格を取って準備するなど「ありたい姿と理想の姿のギャップ」をしっかりと埋め、数年後には転職に挑戦しようかなと思っています。
コーチからは資格の勉強についてや関連する記事やラジオ番組等の情報収集の仕方も教えていただいたので、いまからしっかり準備して、理想の自分に近づけるよう、前進していこうと思っています!

ベネッセのキャリアコーチング「CAREER STAGE」では、労働市場に詳しく、あなたの「強み」「市場価値」多角的、客観的に分析する一流コーチが在籍しています。IT、営業、企画etc…様々な業界・領域の相談OK!多様なキャリア・年齢・経験を持ち、厳しい採用基準を通過したコーチがあなただけのコーチとして一緒に今後のキャリアを考えます。ぜひ一度無料体験でキャリアのモヤモヤを相談してみてください!

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