Rさん
受講当時・29歳

2024年度受講

マーケティング職

現在マーケティング職として働いているRさん。仕事は好きでやりがいはあるものの、ワークライフバランスがうまく取れないことや、7年間同じ仕事で成長実感がないことに悩んでいました。
まもなく30歳という節目の歳を迎えるにあたり、「今のままの働き方でいいのか?」「今の職場にずっといるのがいいのか?」をもう一度問い直し、自分の未来をちゃんと考えてみたいと思うようになりました。そんな時、会社の先輩からキャリアステージの話を聞き申し込むことにしました。

経歴とキャリアステージを選んだ理由

今の部署での勤務が7年目となり、長年同じ業務に携わってきました。今の仕事がイヤというわけではないのですが、勤務時間が長く、思うようにワークライフバランスが取れなかったり、生活や体調のことを考えると「このままここで長く働けるのかな」「同じ業務を続けていて私は成長しているのかな」と自信を無くしていました。今年は30歳という節目の歳。ここで一度しっかりキャリアについて考えたいと思っていたところに、先輩がキャリアステージを勧めてくれました。

これまでも自身の働き方について上司や同僚に相談したことはあったのですが、「そうだよね」「わかるわかる」と共感で終わってしまうことが多く、共感から一歩抜け出して、今後どうしたらいいのか、今の私のキャリアは第三者が見た時どうなのか、客観的なフィードバックが欲しいと思っていました。そこで、キャリアコーチに相談してみようと思いました。

2日間で徹底的に強みを言語化!無意識の行動が、実は「強み」だった!?

今回受けたのは2日間の自己理解プラン。そもそもキャリアコーチングというものが初めてで、どういった形でセッションが進むのか何もわからない状態だったため、担当コーチが私に「セッション後にどんなゴールを求めているか」「どんなフィードバックを欲しいと思っているか」などを細かく聞いてくださいました。私としては、今の私の強みや仕事の仕方を客観的に見た時にどう見えるのか、それを言葉にしてフィードバックしてほしいとお願いしました。自分の今のスキルは市場価値があるのかがとても気になったからです。それを聞いてコーチは最大限、私のこれまでの経歴やエピソードを聞いて、強みの言語化を行ってくれました。

例えば、今の部署では「新しいことをやった」人が評価されることが多いのですが、新規事業等に関わらない自分は自分の成果や強みをアピールしにくいと感じていました。そんな私の話を丁寧にコーチは聞いてくれ、例えば複数人の意見をまとめたり、関わるメンバーと個別にコミュニケーションをとりながら調整したりしていたことを、「Rさんは傾聴力があるんですね」と言語化してくださったり、取引先の方や上司、多方面の方とのかかわりがあった時に意見を集約したりしていたことを「調整力を発揮してますね」と褒めてくださったりしました。私が「成果」や「強み」とはいえないのではないかと思っていたことをしっかりと見てくれて、強みだと評価してくれたことで、「私にはちゃんと強みがあるんだ!」と嬉しくなりました。長年同じ部で仕事をしているため成長実感がなく、自分に自信を持てずにいたので、この「強みの言語化」はまさに私が欲しかったものだと感じました。

さらに、幼少期を振り返るワークを活用しながら、自分が褒められたり、何かの役職に選ばれたりした経験が自信につながっていることが分かってきました。“誰かに「褒められる」「選ばれる」ということは、その前に何かを積み重ねてきたということ。Rさんが当たり前のようにやってきた「傾聴」や「調整」が褒められるポイントを作り出していると思いますよ”とコーチにアドバイスをいただきました。自分が無意識にやっていたことが今の自分につながっているんだ、と実感できたことも非常に私にとっては大きな収穫でした。

自己理解が深まったことで、選択肢をしっかり選べる自分になった!

「環境」について考えたこともとても印象的でした。例えば「今の環境をもし変えるとしたら、何を大事にしたいか?」とか「今の職場が辛いとは思うけど、受けている恩恵もあるのではないか?」など、改めて自分が望む環境とは何なのか、ということを掘り下げて考えてみました。
今の職場に7年いるからこそ、メンバーのことは良く知っているし、業務に関する会話もコミュニケーションもスムーズです。新しい場所に行けば、人間関係を一から構築することになります。それが自分にはできるのか?そういった観点で、次のキャリアをどうするかというのを考えてみました。今までは「今の仕事が辛い」=「出たい」ということしか考えていなかったので、こうした思考のプロセスはとても新鮮でした。

2日間のセッションを受けて、色々と考えた結果、転職ではなく社内公募に挑戦することにしました!自分のスキルや強みを生かしつつ、新しい仕事を経験できる環境を探し、挑戦してみたいという気持ちが湧いてきたからです。すべての環境を変えるのではなく、少し変えて新しいことをやってみたい。今までなんとなくモヤモヤしていただけで「転職すべきか」「残るべきか」「異動するべきか」ということが自分の中ではっきりせず、ただの選択肢で終わっていました。ですが、自分の本質が分かるようになり、こういう仕事でキャリアを伸ばしていくのはどうか、と少しずつ自分の未来が明確になってきたことで「公募に挑戦してみる」という選択肢をポジティブに選ぶことができました!

転職すべき?残るべき?選択肢が分からないなら、キャリアコーチングがいいかも!

私は以前、転職エージェントにも登録したことがあり、面談をしたことが数回あるのですが、やはり「ゴールが転職」という状態で対話をすると、どうしても転職に促されてしまい、今の私と同じ職業をお勧めされたりと、自分の知見が広がることはありませんでした。

キャリアステージは転職を前提とせず、コーチが向き合ってくれるのが本当によかったです。コーチと対話していると「Rさんはすごく自分の言葉で話せていますね」と言っていただき、本当に細かい私の行動を見逃さず、褒めてくれたり強みだと認識させたりしてくれるんです(笑)。そのため、セッション中はとても嬉しい気持ちになり、仕事に対してもモチベーションが上がってきたのを実感しています。自分に自信がない人や強みを言語化できない人は、一度キャリアコーチングを試してみるといいと思います!

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