人生の豊かさを感じられるような支援をさせていただきます。

転職は目的ではない。まずは自分の価値観を大事にしてほしい。

長年、キャリアアドバイザーとしてさまざまな方の転職やキャリア形成を支援してきましたが、途中でふと気づいたことがありました。それは「転職は手段であって目的ではない」ということです。多くの方が、目の前の求人や年収条件だけに目を奪われ、本当に自分が大切にしたい価値観やライフプランを置き去りにしてしまっていることに心を痛めました。
そこで、単なる仕事探しの枠を超え、より長期的・本質的なキャリアの軸を一緒に探す伴走者になりたいと考え、キャリアコーチの道を選びました。特にミドル・シニア世代、女性のキャリア支援、ダイバーシティ推進といった領域に強い思い入れがあります。

誰もが持つ可能性や強みをセッションで明確にすれば、新しい1歩を踏み出せる！

セッションを重ねる中で強く感じるのは、「人は本来、もっと多くの可能性を持っている」ということです。
例えば、以前お会いした40代女性の方は、産休育休を経て自信を失い「私にできることはない」と話していました。しかし一緒にこれまでの経験を棚卸ししていくと、家庭内で培った調整力やマルチタスク力、育児を通じて身につけた計画性など、強みが次々と見えてきたのです。その方は最終的に希望の業界での再就職を実現し、「自分にこんな力があったなんて気づかなかった」と涙ぐんでいました。こうした瞬間に立ち会えることが、私にとって何よりのやりがいです。
また、セッションを通じて50代男性の方が「年齢を理由に諦めていたけど、もう一度挑戦してみようと思えた」と言ってくださったことも強く記憶に残っています。その方は長年の管理職経験がありましたが、自分を過小評価し「転職市場では価値がない」と感じていました。しかしセッションでこれまでの経験や強みを一緒に整理し、具体的な役割変換（たとえば後進育成や社外アドバイザー的ポジションなど）の可能性を提示したことで、見える景色が一変しました。その後、無事に転職先が決まり、久々に心から笑顔を見せてくださった姿が今も印象に残っています。
見えなくなってしまった可能性を取り戻し、自らが“一歩を進みたい”、と思われる瞬間に向き合い続けたいと考えています。

セッションで心がけていること

私が常に心がけているのは、相談者一人ひとりの背景や価値観にしっかり耳を傾け、その人だけの「軸」を一緒に探すことです。多くの方は「正解は何か」を求めてこられますが、キャリアに絶対的な正解はありません。
大事なのは、自分自身が何を大事にしたいか、どんな働き方を幸せだと感じるかを整理すること。そのために私は、焦らず、急がず、時には問いかけを繰り返しながら、一緒に言語化し、整理するプロセスを大切にしています。また、うまく言葉にできないもやもやを拾い上げ、形にしていくことが私の強みでもあります。

これまでのセッションで嬉しかったこと

特に印象深かったのは、育休明けで復帰を悩んでいた30代後半の女性の方です。彼女は第2子の育児中で、復帰後はフル出社を求められることが分かり「仕事を続けるべきか、辞めるべきか」と強い葛藤を抱えていました。
最初は「両立は無理」「キャリアはもう終わり」と悲観的でしたが、セッションを通じて、彼女がこれまで培ってきたプロジェクト推進力や調整力は、実は別の業界や職種でも活かせる汎用性の高い力だと一緒に整理していきました。
また、ダイバーシティ推進を掲げる企業の事例やフレキシブルな働き方を選べる環境の紹介を重ねたことで、彼女自身が「まだ選択肢はある」と前向きに考えられるようになりました。最終的に彼女は、在宅勤務可能なポジションでの就業を果たし、「小野寺さんのおかげで未来を諦めずに済みました」と言ってくださったときは、私自身も胸が熱くなりました。一人一人の背中を支え続けていきたい、と改めて感じた出来事でした。

キャリアのモヤモヤを言語化し、自分の可能性に気づいたら、未来が変わってくる！

キャリアステージでは「自分の可能性を広げる力」を養うことができます。例えば、最初の2回のセッションを通じて、自分では強みと思っていなかった経験が実は大きな武器だと気づいた方や、ぼんやりした不安を言語化することで「次に何をすべきか」がクリアになった方が多くいます。
特に、ブランクや年齢、ライフイベントを理由にキャリアを諦めそうになっている方ほど、新しい視点を得ることで「まだできる」「こうしていきたい」という前向きな気持ちに変わっていくことができます。ぜひ、一度体験にお越しいただき、ご自身の未来を一緒に広げていきましょう！